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> my GSX-R750(2005年8月6日)
今年の4月2日にリファインさんの走行会にホーネット600で参加した私は、
その後ホーネットを手放した為に、
第2回の走行会は参加しませんでしたが、
何かテキトーなオートバイを買ってでも再び参加したいと思い、
↑の88年式のGSX-R750を中古で入手しましたが、
走行会のわずか3日前に納車されたので、
不安材料もたくさんありました…。
それはさておき、
当日は最高に暑い夏日でした。
そして、
ゲートオープンの8時ちょうどに現地に到着したものの、
誰もいないので、
日にちを間違えたのかと、
少し不安になりましたが、
その後、
リファインさんの代表の方が見え、
私は一番乗りでパドック入りしました。
いつものパターンにて、
『呪怨』の俊雄君風に愛車との記念撮影。
今回特別に、
読者へのサービスショット。
裏側はこんなんなってます。
前日の夜に急いでラップショットも取り付けました。
ちなみに、
トップブリッジ付近は良い場所がなかったので、
仕方なく本体はタンデムシートのベルトに取り付け、
センサー用のステーはアルミの板でテキトーにこしらえました。
「とりあえず音くらいはウルさくねーと“ハク”がつかねーだろっ!」
と、
早速バッフルも取り外してしまいました。(笑)
そうこうしていると、
前回も御一緒したykt夫妻が到着しました。
ちなみに、
yktさんは第1回の模擬レースで2位でしたが、
第2回ではちゃっかり優勝して、
奥さんのほうもBクラスで3位に入ったという。
なんとも凄い夫婦です。
とにかく朝っぱらからスゲー暑くなってきたので、
海パン一丁で走ることにした私。
(ウソです)
まだリファインさんのスタッフすら全員揃っていないというのに、
空前のロードレースブームの時代のクセが残っている為か、
まず真っ先にコースインしないと気がすまないという感じで、
誰も走り始めない中1人でコースインして走り出した私。
インプレとしては、
ポジションは非常に良い感じで、
ノーマルのステップにノーマルのシートだというのに、
ブーツの先端は接地せず、
ホーネットはいわずものがなで、
GSX-R400よりもポジションは私に合っているという感じですが、
アクセルのレスポンスが悪く、
思うように加速しないばかりか、
パワーバンド付近の回転上昇やパワー感も少なく、
正直ホーネット600の方がパワフルな印象でした。
しかしこれは、
元々の基本性能の悪さではなく、
どうやらFCRのセッティングに由来していたようです。
ホーネットはエンジンは良いが車体との相性が悪く、
今回は車体との相性は良いが、
エンジンがダメといった調子で、
人生がなかなかうまくいかないように、
私はオートバイとの出会いに関して不遇な気分を抱きました。(泪)
激写!
という調子ですが、
いきなり私は最終コーナーで転倒してしまいました。
昨年もGSX-R400で2回ほど同じスタイルで転倒したことがありますが、
両車とも、
アクセルの開け始めのレスポンスが悪い為に、
加速して後輪に荷重移行したいのに、
ライダーの意思に反してうまく荷重が移行しない為に、
フロントが切れ込んで転倒してしまいやすかったようです。
一応、エクストリームの世界では“お約束の”決めポーズ。
御覧のように、
ライダーに損傷は何もありませんでした。
注:この撮影は、
正規の走行時間帯ではなく、
他車が私の転倒に気付いてピットインし、
コース上に誰もいないことを確認してから行っておりますので、
通常の走行時間帯では、
転倒後はまずセイフティーゾーンに一旦逃げると共に、
このようなパフォーマンスは慎みましょう。
ブレーキレバーとバーエンドは損傷し、
エンジンのカバーのクラッチケーブルを取り付けている部分が割れてしまい、
クラッチ操作が出来なくなってしまいました。
しかし、
yktさんにステンレスワイヤーをわけて頂き、
これでクラッチケーブルを固定することで、
クラッチ操作ができるようになり、
ブレーキレバーは、
スペアで持っていたマスターから移植することでなんとか対処しました。
また、
レスポンスが悪いのは、
バッフルを抜いたせいかもしれないと思い、
パッフルを元に戻しました。
海パン一丁だったのは、
走行後に水を浴びてクールダウンしたかったからなのだが、
↑は予定通り水を浴びている私。
もちろん江頭2:50も狙っています。(笑)
↑は、
ハングオンフォームも決まっている、
yktさんの奥さんの走り。
旦那さんのyktさんも走り始めました。
↑の画像はまだ完熟走行といった感じです。
オートバイが治ったので、
私も再び走り始めました。
2回目の走行では、
パッフルを装着したおかげで、
少しアクセレーションが改善され、
だいぶ走りやすくなりましたが、
根本的にはまだレスポンスが悪く、
パワー感もない感じで、
タイムは29秒後半しか出ませんでした。
また、
タイヤも無理をすると前後共スライドする感じで、
1回目の走行の転倒により、
ライダー自身のビビリミッターも相まって、
この日に大幅なタイムアップは期待できないことが容易に予想されました。
この日最も速く走っていたYZF-R6氏。
yktさんのライバルになりそうです。
そんな2人のライダーは、
すでに練習走行の段階でお互いを意識しているようでした。
しかし、
yktさんは明らかに非力なグースでスーパースポーツ車とはり合うのだから、
大したものです。
自分のオートバイを手足のように扱う他の参加者と違い、
3日前に手にしたばかりのオートバイでのぶっつけ本番での走行では、
なかなか分が悪かったこととあわせ、
残念ながら、
セッティングが出ているかどうか不明だった、
中古のFCR装着車の購入は凶と出てしまったので、
とりあえずは無理せず走ることにした私。
また、
1回目の走行で、
フロントに荷重をかけ過ぎて転倒したので、
2回目以降の走行では、
『前のりティ』の私は、
上半身を起こすことで、
フロントへ荷重が多くはかからないように意識もして走りました。
午後からも走行枠はあったのですが、
私は暑さでダウンしてしまい、
午前中に2回だけ走り、
あとは模擬レースはぶっつけ本番で走ることにしました。
↑は、
まずはCクラスから始まった模擬レースのスタートの様子。
主に自走の方やツナギを持たない方達で行われていたCクラスのレースの模様。
マジェスティで参加しているライダーもいらっしゃいました。
yktさんの奥さんも参加したBクラスのスタート。
yktさんの奥さんはホールショットを奪ったものの、
23番のミニバイクの方が執拗にyktさんの奥さんにアタックをしていました。
しかし、
その後23番の方は転倒してマシンはバラバラになってしまったようです。
こうして、
yktさんの奥さんは、Bクラスの勝者となりました。
事前のタイム計測にて、
Bクラスは31秒以降の方達が走ることになり、
面白いことに30秒台の方は1人もいなかったとのことで、
Aクラスは30秒を切っている人達で行うこととなったが、
私はAクラスの中で1番遅いタイムだったようなので、
先行逃げ切りしか手がないと思い、
グリッドはテキトーに決まるというレギュレーションを利用して、
私は真っ先に最前列に並びましたが、
なかなか他の参加者がグリッドに集まらないので、
その間に観客サービスでバーンナウトしてみた私。
すると、
スタッフの方達は、
他のライダーにも何かやるように指令を出したので、
皆さんバーンナウトを始めました。
↑はyktさんのバーンナウト。
そして、
ついにAクラスはスタートしましたが、
参加台数は6台といささか寂しかったものの、
比較的タイムは接近している感じだったので、
観ている者の目は楽しませたと思います。
ちなみに、
私はホールショットを奪うことは出来ませんでしたが、
「見せ場をつくるように」
という指示を受けていた為か、
モタード系のオートバイに乗る方は、
一旦ひいて私を先行させてくれたようでした。
私は事前にyktさんと油冷車のワンツーフィニッシュを狙いたいな〜と、
冗談まじりに話していましたが、
これはどうにも無理だなと思ったので、
yktさんが先行した後は、
他車のブロック役に徹することにしました。
そんなyktさんは早速私のことをパスしていきましたが、
うしろからは1番速いと思われるYZF-R6氏が迫っていたので、
心の中で、
「yktさん早く逃げろ!」
と念じながら、
YZF-R6氏を抑えようとブロックラインを意識して私は走りました。
しかし、
何てことはなく、
YZF-R6氏はブロックラインを走る私のインをさして抜き去っていきました。(笑)
↑は、
この後左ヘアピンでYZF-R6氏が私をさす直前のショット。
yktさんあまり役に立たずゴメン。(笑)
振り返ると、
うしろからはモタード氏や、
第1回の走行会の模擬レースではなんとかおさえることができた、
CBR600F4i氏が迫ってきているのが分かりましたが、
タイムが出ていない私はどうすることも出来ませんでした。
そして、
当然のように後続車は難なく私のことをパスしていきました。
つまり私は、
ポールポジションからスタートし、
最後尾まで転落するという情けない状態に陥ってしまいました。
I feel like shit...
(トホホのホ…)
もう誰にも抜かれる心配がなくなった私は、
レコードラインを走ってCBR600F4i氏を追いかけることで、
この日のベストタイムを出すことにしましたが、
ベストタイムは29秒8で、
昨年乗ったGSX-R400よりも遅いタイムでした。
しかし、
1回目の走行とバッフルを入れて若干エンジンのレスポンスが向上した2回目の走行では、
0.5秒ほどタイムも上がったので、
エンジンさえしっかり回れば、
もっとタイムを上げられるという感触があったのと、
まだハイグリップタイヤは装着していないので、
ハイグリップタイヤを使うという“奥の手”も使えば、
なんとかトップグループについていける日もくるのではないかと、
甘い期待を持ってしまうのは、
負け犬の遠吠えといった感じです。(笑)
↑はCクラスの表彰式の様子。
Bクラスの優勝者には、
アーブ山口賞として、
『清潔で美しいまちを!
目黒区内は条例により、ポイ捨てが禁止されています。
ポイ捨て禁止
迷惑!危険!歩きタバコはやめましょう目黒区』
のプレートを差し上げました。
Bクラス優勝者のyktさんの奥さんに、
アーブ山口賞の商品を授与している様子。
目黒区の区役所でしか入手できない貴重な品です。
Aクラスの優勝者には、
アーブ山口賞として、
『清潔で美しいまちを
歩きタバコはみんなの迷惑
ポイ捨て禁止目黒区』
のプレートを差し上げました。
Bクラスとは若干仕様が異なっています。
ゴール直前までyktさんがトップを走っていたものの、
最後は僅差でYZF-R6氏がAクラスを制しました。
↑はAクラス優勝者のYZF-R6氏に、
アーブ山口賞の商品を授与している様子。
目黒区の区役所でしか入手できない貴重な品です。
最後は参加者全員の記念撮影でしめくくりました。
私の斜めうしろの方には、
第1回に引き続き、
アーブ山口クリソツ賞を差し上げたいと思います。(笑)
ちなみに、
次回開催は10月とのことなので、
これを読む皆さんも、
是非参加してみてはいかがでしょうか?
私は次にはエンジンの調子が良いオートバイを購入して参加したいと思います。
もちろんメンドーなのでFCRのセッティングなどやる気は全くありません。(笑)
yktさんのレポート
(レースにおける車載映像も配信しています)
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