WWW.ROMC.JP
 Home > Yamaring > my Machines > my ZX-6RR > リアブレーキの装着(2007年2月20日)

 『リアブレーキの装着』って、どんなタイトルやねん??? と言った調子ですが、皆さん御存知のように、私はリアブレーキが装着されているカワ車に乗ったことがなく、サーキットでは生まれてから1度もリアブレーキを使ったことがなかったのですが、そんなことは何の自慢にもならないし、来年は厄年で死ぬ予定なので、死ぬ前に1度リアブレーキをクロースドサーキットで使ってみようと、取り外していたリアブレーキを再び装着してみました。




再び装着されたリアキャリパー。
つーか別にこれが本来のフツーの姿です。(笑)




れれれ?!
ペダルつけるの忘れた!




でも、
なんかホースはエンジンのほうにいってるぞ???




というのは冗談で、
確信犯的に、
左手にマスターシリンダーを持ってきました。
ステンメッシュホースの長さは1900mmです。(笑)




 説明しよう!(タイムボカン風)

 私は、前述の通り、クローズドサーキットでリアブレーキを使ったことがありませんでしたが、ブレーキング時には、リアブレーキに神経を分散するよりかは、右手のフロントブレーキのコントロールに集中するべきだという考えと共に、長いこと、いわゆる“つま先乗り”によるステップワークを重視していたのと、そもそもブレーキペダルなんかでブレーキングのコントロールなんて無理だと、“開き直って”いた訳なのですが、ストレートでマシンが垂直な時にかけるリアブレーキはともかく、ミック・ドゥーハンや、柳川明選手が使っている、左手リアブレーキによるスライドコントロールには絶大な興味を持っていて、彼らは親指で押すタイプのものを使っていますが、ありがたいことに、トミンサーキットでは1速オートマ走行が出来るのと、仮にシフトチェンジするにしても、バックトルクリミッターというありがたいギミック(まじない)のお陰で、クラッチは使わずに済みそうなので、御覧のように、クラッチは発進と停止の時だけに限定したものにしちゃって、マスターをスクーターのような感じで左側につけちゃいました。

 また、これまたありがたいことに、最近のビッグスクーターブームのおかげで、マスター自体も安価に入手できましたが、エクストリームの世界では、こうした左手リアブレーキの装着は、割とメジャーな感じなものの、まー、普通の人には違和感バリバリだと思います。(笑)

 あと、もう1つの下心としては、いつも参加するリファインさんの走行会では、モタードの方が多く、彼らやグースを駆っている時のyktさんなどは、シフトダウンを利用してコーナーの進入でリアをスライドさせますが、ZX-6RRではシフトダウンは使えませんので、きたりんのように、リアブレーキを使って進入でのブレーキングドリフトもできるようになりたいです。

 ちなみに、昨年通勤用に買ったアドレスで、まずは事前にリアブレーキをかける練習をしてみようと思って、恐る恐るリアブレーキのレバーに手をかけたら、そのままリアタイヤがロックして、近所のセブンイレブンの前で転びました。(核自爆)
 という訳で、フロントの握りゴケ2回と、リアの握りゴケ1回の、計3回転倒させてしまったアドレスは、ボロボロになってしまったので転売して、かわりに台湾製のシグナスXというスクーターを買っちゃいました。
(アドレスより遅いので、不可抗力に安全運転になり良い感じです)




 それと、ドライブスプロケットを交換して、ファイナルも15対38に変更しました。

ファイナル 14000rpm時の速度
ノーマル 15:40 107km/h(1速時)
第1回の走行 14:44 129km/h(2速時)
第2回の走行 16:38 120km/h(1速時)
次回 15:38 113km/h(1速時)

 ちなみに、前オーナーは、ZX-6RRで27秒台後半で走っていたそうで、15対40のノーマルだと、1速固定で、15対41と、リア1丁上げで、ストレートで2速に入れるようになると仰っていたのですが、私はリターンライダーとしてのリハビリもかねてゆっくり成長したいので、次回走行のファイナルは、前回のファイナルとノーマルの中間辺りのファイナルといたしました。
 600のパワーが(年寄りには)強烈過ぎで、お恥ずかしい話なのですが、全然、動体視力が追いついていないので、じょじょにパワーに慣れつつ、少しずつショートにしていこうと思います。




 また、私はモチュールの300Vの信者だったのに、業者の売り込みに負けて、一時的にエルフのカンピオーネっちゅうオイルを仕入れて、ホーネット600以降は、このオイルを使っていたのですが、商売ベースで全く売れないのと(笑)、自分で使っても、なんかエンジンのスムースさが300Vのほうが上だったような気がしたのと、あの300Vの独特の“オイニー”がやっぱりなつかしくなったので、再び300Vを仕入れました。

 でも、久々に300Vを仕入れようと思ったら、ラインエクステンション(ラインナップの増加)が激しく、何を買っていいのか分からなかったので、とりあえず、ワークスも使ってんだったら、5W30でいいだろと思ったら、営業マンによると、必ずしも5W30がベストでなく、車種によって相性が色々あるらしく、例えば、CBR1000RRだと5W30のほうがベンチではパワーが出て、GSX-R1000だと5W40のほうがパワーが出たりするらしいです。
 でもって、営業マンいわく、ホンダ、ヤマハは5W30でもいい感じだけど、スズキは5W40がいいとのことだったので、「カワはどっちやねん?」といった感じでもありますが、とりあえずお客さんに売る的にも安心ということで、よりストリート向きと言える5W40を仕入れました。




なんか、マスターのリザーブタンクが左右共にでかいと違和感がありますが、
あまり気にせず、
次回の走行に乞御期待でやんす。


フロントキャリパーの交換