Home
>
Yamaring
>
my Machines
> my VTR1000F(2006年3月11日)
この日は、
昨年の11月以来久々にオートバイに乗るという感じで、
またまた
リファインさん
の走行会にお邪魔いたしましたが、
毎度のことながら、
本番直前まで手持ちのバイクが無いという状態だったものの、
yktさんから、
「なんかテキトーなバイクを見繕ってぜひ参加してください!」
とあおられたので、
本当にテキトーに見繕うべく、
今回は、
なんと走行会の2日前の夜に納車され、
その時点ではバッテリーが上がっていて実動未チェックという、
VTR1000Fにて参加することといたしました。
リアショックには、
“あえての”オーリンズが入っています。
余裕で出し抜きですね。
マフラーも、
“あえての”フルエキが入っています。
余裕で出し抜きですね。
バックステップは、
“あえての”モリワキが入っています。
余裕で出し抜きですね。
前後のタイヤも、
“あえての”BT-002が入っています。
余裕で出し抜きですね。
と思ったら、
バイク自体が、
“あえての”レーサーです。
ド目立ちアイテムですね。
そんでもって、
とりあえず格安レーサーだったので、
ちょいロク(ロクデナシの略だそうです)オヤジには、
費用対効果Maxです。
注:文章表現はほとんど
レオン
、
ニキータ
、
ココリコミラクル
のクリパー(パクリ)です。
さて、
そうは言っても、
マニアックな読者なら御存知のように、
私はピーキーな4発が好みで、
低中速トルクが太く、
更にあのツインパルスでトラクションを増すという考えの2気筒車が大嫌いでしたが、
まー、AMAでは、
フルカウンター&タイヤスモークバリバリの、
尊敬すべきミゲール・デュハメル氏も、
ホンダのライダーという悲しい性により、
VTR1000SPでかましていたこともあるし、
もっと尊敬すべき、
ダグ・ポーレン氏やアンソニー・ゴバード君なんかがドカに乗っていたこともあるので、
この際食わず嫌いを乗り越えて、
ツインに乗ってみることといたしました。
アーブ山口がツインに乗るなんて、
記録(リザルト)より記憶に残るド目立ちネタです。
まーしかし、
走行会当日は、御覧のように、
人類に対するスギの木の逆襲を後押しするかのような快晴でしたので、
参加者もこれまでで1番多かったようです。
私は昨年までは軽トラを所有していましたが、
リファインさんの走行会以外は全く利用しておらず、
仕事で毎日トラックを利用する父親に軽トラは譲ってしまっていたので、
この日はロムシーの元参加者の、
『アジア部品』
の大久保さんにマシンを運んでもらうと共に、
大久保さんも走行会に誘ってみました。
自走車が多いので、
500万円のトランポは、
ド目立ちアイテムです。
しかし、
前日に急に誘ってしまったのと、
昨年はサーキットを全く走っていなかったとのことで、
大久保さんは、
夜中の1時くらいまで愛車の整備をしていたらしく、
髪の毛が朝起きた時の
池中玄太80キロ
みたくなっています。
大久保さん、
眠いとこ運転御苦労さんでした。
そうこうしていると、
リファインさんの走行会仲間である、
yktさん夫妻もやって来ました。
今回はブサ(アフロアメリカン風言い回し)とYZF-R6での参加です。
左からyktさんのブサと、奥さんのYZF-R6と、大久保さんのYZF-R1。
大久保さんはロムシーなき後、
ストリート仕様に戻して主にお客さんとのツーリングなどにYZF-R1を利用していたようですが、
サーキット走行会ということで、
ちゃんと保安部品まで外してきたようです。
その後、
スタッフの方からありがたいお話を頂き、
いよいよ走行会のスタートですが、
いつものように、
・まったりクラス(初級)
・じっくりクラス(中級)
・がっつりクラス(上級)
に分けての走行です。
まずはまったりクラスから始まりました。
こんなビッグスクーターも走っていました。
バンク角は意外に深そうです。
こちらはyktさんのお友達の
のりさん
。
バンク角がスゲー深く、
コーナーリングスピード速そうです。
しかし、
motoGPライダーでも、
こんなフケーバンク角は無理だと思います。
と思ったら、
転倒していたようでした。
なんかグルグル回ってしまったようです。
自分の準備でいっぱいいっぱいで、
全然知りませんでしたが、
なんかエラい騒ぎになっています。
と思ったら、
またまた高価そうなオートバイが転がっています。
なんか渋滞していますが、
まったりクラスが転倒者が多かったみたいです。
いよいよ自分の番になってきましたが、
私はコースイン直後に転倒という前科があるので、
緊張いたします。
無事コースインは出来ました。
yktさんはいきなりがっつりいってます。
奥さんもいきなりがっつりいってます。
大久保さんは久々のサーキットなので、
しっかり完熟走行しています。
最終コーナーでの私。
最終コーナー進入での私。
最終コーナークリップ付近の私。
という訳で、
VTR1000Fレーサーのインプレですが、
コースインしていきなりキャスターが寝ているのが分かったので、
即行で「この日1日は終わった」と思いました。(笑)
また、
大久保さんから、
VTR1000Fはエンブレが大きいと注意を受けていたものの、
その助言もむなしく、
シフトダウンでは普通にホッピングさせてしまっていて、
あと、
10000回転付近でのハンドルバーの振動に面食らってしまい、
37歳で再びオートバイに乗るようになってからは、
正シフトのバイクに乗っていたのが、
このVTR1000Fは、
レーサーらしく逆シフトだったので、
それに慣れるのにも時間がかかり、
相変らずハングオンすると外足が届かず、
タンクがデカいのでハンドルも遠くて、と、
まるで、
まったく話が噛み合わないコムスメとのデートを彷彿させるバイクでしたが、
気に入らない相手だった場合には、
あと先カンケーなく勝手にデート中に帰ってしまう、
オメデタイ楽観主義者のコムスメと違い、
楽観的な現実主義者のアデオス(艶男)を目指したい私は、
バンドマンがセッションを楽しむかのように、
他の参加者とのコース上でのランデブー走行を楽しむことといたしました。
↑は、
yktさんの新調したツナギ。
ツナギが新品だったので、
なんか国際ライダーのようでカッコ良かったでした。
グラデーションは、“あえての”ムラサキです。
↑は、
yktさんのお友達のグース氏。
ネットグース界では、
カリスマ的な存在な方とのことでした。
私のVTR1000Fは、
バッテリーが弱く、
朝は予備のバッテリーにブースターをつなげて始動させましたが、
その際にシートカウルとその下の台を外さなければならず、
えらいメンドーなので、
フロントカウルを外してフロントフォークの突き出しをやる気力も生まれず、
とりあえずイニシャルだけ抜いてフロントの車高を下げて、
2回目の走行を始めました。
↑でうしろにつけているのは、
いつも走行会でお会いするTL1000R氏で、
自分と同じツイン車に興味津々な感じでした。
また、
昨年の11月には、
第1コーナーでハデにクラッシュしたZX-12R氏が、
きれいにマシンを直して復活していました。
根性入ってます。
第1コーナー進入での私とyktさんのバックショット。
背中や頭の感じが割と似ています。
ただ、
違いがあるのは、
yktさんは所帯持ち(既婚者)なので、
ラブハンドル(わき腹のお肉)があるのに対して、
私はチョンガ(未婚者)なので、
ラブハンドルがありません。
ロムシー関係者が全員おさまった珍しいショット。
大柄なバイクなのに、
キャスターが寝ているので、
倒しこむのに腕力を使ってかなり疲れました。
こういうオートバイは、
リアホイールに体重を預けて、
フロントホイールは従輪という感じで、
リアステア重視で走った方が、
バーゲンセールくらいお得です。
つまり、
アーブ山口がこのオートバイに乗るということは、
釣りはいらねーよ文化圏で育った私が、
とにかくまけろ文化圏で商売を始めるようなものだと思いました。
ちなみに、
ギアレ(ギア比)が、
1速がエラくショートで、
2速がエラくロングで、
1回目の走行では左ヘアピン立ち上がりで吹け切っていましたが、
2回目以降は、
左ヘアピン立ち上がりもシフトアップすることにしました。
なんかエラいことになっています。
でも、
元気良くマシンに駆け寄っているので、
ライダーの無事が何よりです。
しかし、
マシンはエラく高そうなバイクです。
KTMとクリソツ(そっくり)なカラーリングのマシンに乗る、
第1コーナーでの私。
もうタイムアップは無理だとあきらめたので、
どのくらいのバンク角でスロットルを開けるとケツが流れるかのテストをしてみましたが、
やはり中速トルクが強大のようで、
寝ている時に開けると、
5000〜6000回転でもケツが流れ始めるようでしたが、
フロントタイヤは全く流れたことはなく、
とりあえずプロダクションレース用のハイグリップタイヤのグリップ力はスゲーです。
この日は、
30秒を切っている人がほとんどいない感じで、
なのにyktさんは1人だけ28秒台のタイムを出していたので、
ぶっちぎりな感じですが、
金持ちが100%幸せという訳ではなく、
金持ちになると、
今度は節税したり、
セコムに金を支払ったりと、
色々と苦労が増えるかのように、
速いライダーには速いライダーの苦労として、
タイムを出す為の、
クリアラップを作るのが大変そうでした。
yktさんの奥さん。
大久保さん。
ストレートでフル加速しているyktさんの奥さん。
私は2回目の走行が1番充実していた感じで、
3回目は腰が痛み出し、
途中でピットインしましたが、
バドックに戻って停車すると、
「プシュー」
みたいな音がして、
リザーブから水が漏れ出しました。
オーバーヒートしたようです。
という訳で、
このマシンは、
前オーナーもツクバで走らせていたようで、
普通のリアステアライダーが、
中高速コーナーがあるツクバサーキットみたいなサーキットで走らせると良いマシンという感じで、
こうしたミニサーキットではギヤレも合ってないし、
ぶっちゃけあまり楽しくない感じで、
リッターツイン車は、
あらためて私とは相性が悪いということが浮き彫りになりました。
ここのところ、
“転倒”という名のファンサービスをしなくなったというクレームが少なからずあったので、
お昼休みの時間を利用して、
お詫びに普段の足用に最近買ったアドレスで、
バックライディングを御披露いたしました。
多分、
バックライディングでトミンサーキットを1周したのは、
私が最初で最後ではないでしょうか?
それから、
リファインさんが御用意したお弁当を皆さんで頂き、
午後にも1本走行がありましたが、
私は腰痛がひどくなってしまったので、
あえて皆さんの走りを観察していましたが、
人の走りを見ているのも色々とお勉強になりました。
ちなみに、
やはりツナギが新品でロープー(プロ)っぽく、
個人的にエンジンが見えているブサもカッコイイと思う、
yktさん&ブサが1番カッコイイ感じでしたが、
大久保さん&YZF-R1も、
ストレートで意図的ではない感じでフロントがリフトするので、
とても私好みでした。
また、
この日はまったりクラスに転倒者が多かったようですが、
がっつりクラスを走るロードタイプの参加者の方達は、
転倒者がいなかったようで、
この人達が1番まったりしているとも思いました。
なんか皮肉な感じです。
午前中で精根使い果たした私も、
これがやりたいだけの為に、
最後に行なわれる“レースごっこ”に参加いたしました。
(参加者が熱くならないように、
模擬レースではなく、“レースごっこ”と名称を改めたようです)
ウォーミングアップラップでウィリーしている方。
ジャックナイフしている方。
私はタンクの上に乗って走っています。
全然モタードレースの様相で、
ロードタイプが見えません。(笑)
ちなみに、
yktさんは相当うしろのほうから、
皆さんがスタートして5秒後にスタートという、
ありがたいハンデをもらっていました。
ハンデをあげなければ、
やる気がなくなっていたことでしょう。(笑)
スタートすると、
目前には大量のモタード車がいらして、
こんな風景を目前にしてモティベーションを高められる人は、
恐らく、
配偶者が気絶していてもそれを無視して走って優勝するような人だけでしょう。
(実話に基づいた実話をベースにした例え話です)
早速yktさんが抜き去っていきました。
なんかアクシデントもあったみたいです。
ちなみに、
アップの写真がなかったのですが、
左端のTL1000R氏は、
K5のGSX-R1000のテール周りを移植していました。
老体にムチ打って走っていたら、
yktさんの奥さんにも抜かれました。
なんかスゲー夫婦です。(笑)
ロムシー3人衆。
結局、
yktさんは16台位をゴボウ抜きにして優勝しました。
パチパチ。
TL1000R氏もうまくモタード車をパスして、
3位に入っています。
がっつりクラス入賞者の記念撮影。
最後に全体撮影して終わりました。
皆さん御苦労様でした。
次回は5月頃にあるそうなので、
オートバイがあったらまたお会いしたいものです。
【今後の課題:ハード面】
タンクが短い小さいオートバイにする。
腰痛が悪化しないようバーハン化する。
整備性が悪く、ルックスが嫌いなのでネイキッド化する。
ステアリングヘッドアングルが急なセッティングにする。
ステップをなるべく地上から離した位置に取り付ける。
ピーキーな特性のエンジンにする。
低中速トルクが、まるで政治家くらい頼りないエンジンにする。
【今後の課題:ソフト面】
上記の条件の最大公約数的なオートバイを作り上げるべく、
まるでキャバクラの店長が店の女の子に手を出すべく、
売り物に手を出すのはやめて、
自分専用のオートバイを仕入れる。
でも、
アデージョ(艶女)と付き合いたいので、
今後もゴミみたいなオートバイで挑む。
いや、
コムスメと付き合わなければ、
バイクに金かけても大丈夫かな?
★本日のベストタイム★
29秒72
(それまでのベストタイム29秒17 by フロントフォークが曲がっていたZX-9R)
yktさんのレポート
ABM製VTR1000F用バーハンドルキット
次に購入したZX-9R